つくば市 家族葬 事前準備 後悔しないために
- 代表のお役立ちブログ
2025/11/04
葬儀を他社に依頼して、故人様もその会社に安置が済んでいるお客様から電話をいただき、
「別の会社に頼んでしまったが、いおりさんに変更したい。どうすれば良いか?」
というお話をいただくことがあります。
一度依頼した葬儀社を変更するのは大変なことです。相当な決断を死されていらっしゃるはずです。
しかし、以下のような理由で変更を強く希望されるのです。
・他社の担当者の言動に強い違和感があった。この人に頼んだら希望する葬儀はできないと思った。
・話を聞いてみると予定していた予算を大幅に超えそうだった。
・安置後の面会ができないプランといわれた。などなど
これらのことが一度頼んだ葬儀社を変える強い動機になっているのです。
そして最近急激に増えているのが、ちょっと耳を疑いたくなるようなことが理由で変更を希望される
ケースです。
「お身体の保全をします」という主旨のことだけ言われたが、エンバーミングをされてしまい高額な
費用を請求された。まさかあんなに高額な処置だとは思わなかった。しっかり説明をしてくれていれば
絶対頼まなかった。」
なんと「エンバーミング」をお客様へのしっかりした説明もなしに実施するということを行っているというのです。
エンバーミングとは、「遺体衛生保全」という措置で、遺体を一定以上の期間(2週間以上)火葬せずに
安置する際に行われる措置です。
アメリカでは土葬が主流ですので現在も実施されていますが、そもそも日本で通常はする必要がないので行いません。
そのエンバーミングを売り上げUPの目的でお客様を騙し無断で行うという、いわば詐欺行為をしているのです。
私は葬儀の仕事を創業してわずか6年半です。もともと葬儀業界には居りませんでしたので、業界の不可解なあるいは
非常識ともいえる慣習には驚かされてきました。しかし、この勝手にエンバーミングをして売上UPを図るというのはその悪質さにおいてちょっと次元が違う話だと感じています。
私はこういう悪行はいつか必ず厳しい報いを受けると確信しています。
お客様にとっては葬儀の業界はまるでブラックボックスであり、非常に分かりにくい不透明なものだと思います。
知識も経験もほぼ無い素人からいかに多く利益が取れるか?それが目的になっている葬儀社も少なからず存在しているのは悲しいかな現実です。ですから、お客様もしっかり自己防衛をされて葬儀社を決めるということが後悔しないためにはマストであると思います。
肉親や近しい方の死というものに直面するということは、私自身も経験しえ居りますが悲しく苦しいことです。しかしその方の最期をしっかり送ってあげることは、残されたご家族はもちろん故人様にとっても非常に大切なことです。ですから葬儀を現実として考えなければならなくなったら、しっかり頭を切り替えて準備をしていただくことを心からお勧めいたします。
「あの時勇気を出していおりさんに電話をして本当に良かった。」これは実際に他社から当社に変更されたお客様が葬儀終了後におっしゃったお言葉です。
