いおりブログ

「葬儀業界の常識は世間の非常識」はなぜ起きる？

早いもので葬儀の仕事を起ち上げて丸6年が経過した。
おかげさまでようやく仕事も軌道に乗り始めたという実感がある。
これもご用命いただいたお客様をはじめ、ご協力いただいている業者の皆様、
そして公営斎場の職員の方々のおかげである。本当に感謝の気持ちで一杯である。

さて今回のテーマ「葬儀業界の常識は世間の非常識」はなぜ起きる？について
考えてみたい。
自分は元々葬儀業界の人間ではない。不動産、建築などの異業種で長期にわたって
営業職を生業にしてきた。
そういう自分からすると、いわゆる葬儀業界の常識、慣習で不可解で理解できない事が
数多く存在する。
それらについて語ることは別な機会にするとして、何故そういう構造的ともいえる非常識が
存在するのかということについて考えてみたい。

例えば、新卒あるいは20代や30代前半の若い世代に葬儀会社に就職する。
その会社で仕事を覚える過程において、上司や先輩に教わることがその会社の常識となる。
従ってそれを受け入れ慣れていき悪しき常識や慣習は改善されることがないのだろう。

仮にその常識や慣習に疑問を抱いたとしても社内では極めて少数派であり、
諦めてしまうか離職してしまうので会社が変わることがない。

私のように異業種に長い事従事している人間が葬儀の仕事を始めることは大変稀な事らしい。
しかしだからこそ業界に対する違和感を感じる事が出来るのではないかと思っている。

非常に遺憾な事であるが業界全体が変わることはあまり期待が出来ないのが現状であろう。

近い将来に葬儀をする可能性がある方は、ご自身で後悔のない葬儀をしてくれる会社を
選ぶしか道がない。事前にご準備をされることを強くお勧めしたい。

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