いよいよピックアップした会社に事前相談を申込みしていただき、実際に事前相談をする場合の解説をしていきます。
まず葬儀社に電話を掛けるところからです。
お電話する前に葬儀の種類を決めておく必要があります。
葬儀の種類、参列者の人数は見積の際に必要になりますのでご注意ください。
ここでは仮に仏式・家族葬で一日葬、参列者は20名、菩提寺無しということにしておきます。
電話では以下の内容を伝えてください。
1.あくまで事前相談なのですぐ葬儀をしなければいけないわけではない事
2.つくば市在住 一日葬で20名位の参列者 仏式で菩提寺無し 宗派は曹洞宗
3.料理、返礼品も20名分、供花は2基
4.2と3の条件で総額の見積もりを依頼したいという事
伝える内容は以上です。
実は事前相談を申し込むときの電話はそのやり取りの中に葬儀社を選ぶ際の貴重な情報があるのです。
電話での対応をよく観察することから葬儀社選びは始まっていると考えてください。
以下ご説明していきます。
上記1のことを伝えた後の葬儀社側(電話対応をする人)のリアクションに注意してください。
葬儀社は当然ですが葬儀の依頼には迅速な対応をしますが、事前相談の場合は「すぐではない」ということで
あまり積極的でない会社もあるのです。上記1を受けて相手が少しでも反応が鈍かった場合はマイナスポイントになると考えてください。
また、上記2,3,4で総額見積もりを依頼する際に、実際葬儀をやることが決まらないと総額は出ないというような言葉が出るのも事前相談に対して消極的な証拠です。これもマイナスです。
電話を掛けた時に大事なことは、「第一印象」です。
この段階で、明らかに印象が悪い場合は候補から外しても良いと思います。
電話対応に問題のない会社とは訪問するスケジュールを決めます。その際に総額の見積書の提出をお願いしておきます。
事前相談のスケジュールが決まったらこの時点での優先順位をご自身で考えてみてください。
ピックアップした会社は、費用面、立地面などから見てご自分がイメージした葬儀をお願いできそうな葬儀社であるはずです。ですから総額見積の金額も重要な要素ではありますが、それよりも「この会社なら、この担当者なら安心してお任せできる」という観点で選んでいただく事をお勧めいたします。
葬儀は誰が担当してくれるのかが非常に重要です。最優先に考えるのは「人」だと思います。
スケジュールが決まったら実際に葬儀社を訪問し、担当者と面談をしていくことになります。
それにつきましては、次回、葬儀の事前相談について詳しく解説第4回で解説いたします。
よろしくお願いいたします。
つくば市・牛久市・阿見町・
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