今回は葬儀の際に初めて喪主になる方がしなければならないことについて解説いたします。
自分が喪主となって葬儀を行なうことは人生で一度あるかないかだと思います。
ですからそんな大事な役割について事前に知っておくと安心して葬儀に臨むことができると思います。
この段階で喪主の役割は、結構沢山ありますが、主なものは次の8つです。
1.葬儀社を決める
2.ご安置する場所を決める
3.宗教者の確認をする
4.死亡届の記入をする
5.葬儀日程、開催場所を決める
6.葬儀社と葬儀の打合せをする
7.遺影写真の準備
8.お花、料理、返礼品のとりまとめ
それでは順番に解説していきます。
まず、葬儀社を決めることが必要です。できることであれば事前に決めておくことをお勧めいたします。
亡くなってから探すことは想像される以上に大変なことなのです。短時間の中必ずしもご自分たちに合う葬儀社に決めることができるとは限らないからです。
次に安置場所の決定です。ご自宅以外で亡くなられますと、ご遺体を搬送しなければなりません。ご自宅に安置がするか、葬儀社の安置施設にするかを決めていただくことになります。
ご自宅安置の場合、お身体を運ぶことが可能か、お棺に納めてからはどうかを確認する必要もあります。このことも事前に確認をしておくと安心です。
次は宗教者の確認です。ほとんどの方が仏式で葬儀をされますが、神式やキリスト式の場合もそれぞれ宗教者を手配する必要があります。
仏式の場合、菩提寺があるかどうかが非常に重要になります。先祖代々のお墓が在って供養していただいているお寺がある場合、そのご住職にお願いをする必要があるからです。菩提寺がある場合は、喪主様から不法の連絡を入れていただきご住職の予定を確認していただく必要があります。菩提寺があるのに、相談をすることなく火葬のみの直葬にしてしまったり、菩提寺が遠いということで連絡もしない、そういうことは避けるのが賢明です。
後で菩提寺とトラブルになる可能性が高いです。
仏式をご希望で菩提寺が無い場合は、お寺さんの手配は葬儀社ですることができます。その際に仏教の宗派がわかれば教えていただきます。わからない場合調べる方法がありますのでご相談ください。
次は4.5です。喪主様に死亡届をご記入いただきます。死亡届はお医者様に書いていただく死亡診断書と同じA3用紙の左側になります。皆さん初めてですので書き方でわからないことは葬儀社の担当者に聞きながらご記入ください。故人様のお名前、生年月日、死亡日時、ご住所、そして喪主様のお名前、ご住所が斎場の予約に必要になります。宗教者のスケジュールと調整をして予約を取ります。
そして6の葬儀社との打ち合わせです。この打合せが葬儀を進めて行くうえで最も大事なことの一つです。
葬儀の種類、通夜まで行うか一日葬にするか、直葬なのか、参列者のおおよその人数などです。参列者がご家族を中心に近しい親戚に限られる場合は家族葬、故人様やお子様の関係の方が多く参列される場合は一般葬になります。参列者の人数によって葬儀費用の総額は違ってまいりますのでご注意ください。
7は遺影写真です。直葬以外の場合は、祭壇に飾る遺影写真があった方がよろしいと思いますので故人様の写真をご準備ください。スナップ写真でもスマホで撮られたデータでも大丈夫です。
最後8はオプションの項目です。これらも希望するイメージや好みがあると思いますし、総額を把握するためにも大事です。
以上が喪主の仕事になります。やることが多岐にわたりますので大変です。ここまでは葬儀社の担当者にサポートをしていただきながら進めて行くことになります。
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