今回は「健康寿命を延ばすために必要なこと」について考えてみたいと思います。
私は医学の専門家ではありません。ただ自身の体験や独学で多くのことを学んできました。
あくまで参考程度に考えていただければ幸いです。
日本はすでに超高齢化社会に入っていると言われています。
厚生労働省が2020年に発表した日本人の平均寿命は、
・男性 81.64歳
・女性 87.74歳
となっております。そして平均寿命は年々伸びているそうです。
ただ、この統計には入院されていて延命措置を施されている方なども含まれております。
やはり気になるのは健康寿命です。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。
やや古い、2016年の厚生労働省のデータですが、健康寿命は、
・男性72.14歳、
・女性74.79歳
となっております。平均寿命とはかなり差があります。
できたらこの健康寿命をできるだけ伸ばしていきたいというのが本当のところだと思います。
健康寿命を延ばすための特効薬は残念ながらありません。
日々の生活習慣の積み重ねしかないのです。そして、できるだけ早い時期、できれば40代後半から50代には生活習慣を見直していくことが必要です。
生活習慣では、
・毎日の食習慣
・運動
・睡眠
まだあると思いますがこれらが最も重要なポイントだと考えます。
以上の3つで最も簡単に始められるのは「運動」です。
運動というとジョギングやウォーキングを想像すると思います。もちろんどちらも有酸素運動で中高年でもできる運動として有効だと思います。ただ1年365日、雨や雪の悪天候で行うのは大変ですし続かなくなる可能性があります。
そこでおすすめなのは、「自重筋トレ」です。これは器具を使わず自分の体重のみを負荷にして行う筋肉トレーニングのことです。そして最初にまず鍛える体の部位は「脚」です。太ももにある大腿四頭筋は人間の体で最も大きな筋肉です。この筋肉を鍛えることが重要です。
年齢を重ねて衰えるのは筋肉なのです。特に脚が弱ると老いが急激に進行します。ご自宅で転倒し、脚を骨折、寝たきりというパターンが多いのです。
脚を鍛えるのに有効な自重筋トレのメニューは、スクワットです。
やり方を簡単に説明すると、
1.脚を肩幅に広げます
2.背筋を伸ばしてしゃがみます。この時膝がつま先より前に出ないように注意してください。
3.しゃがんで立ち上がる時、膝を完全に伸ばさないでください
4.腕は前で組む、屈伸に合わせて前後に振るなどバランスを崩さなければ自由です。
全く運動されていない方は無理をせず、一日一回から徐々に増やしていってください。
慣れてくれば20回くらいはすぐにできるようになります。
疲労がたまったと感じたら週に1~2日お休みしてもOKです。継続することが大事です。
筋肉は年齢に関係なく、何歳からでも鍛えれば大きくなります。あとは習慣化できるまで続けることが重要です。
スクワットが習慣化できると健康寿命が延びる可能性が間違いなくUPします。
以上今回は健康に関する情報でした。
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