今回は家族葬で喪主挨拶は必要かについて考えてみたいと思います。
当社は家族葬の施行がメインでお手伝いをさせていただいておりますので、当家の喪主様から
「喪主挨拶って必要でしょうか?」とよく質問されます。
結論から言うと、「喪主挨拶はやってもやらなくてもいい」ということだと思います。喪主様の意思で決めていただければ問題ありません。特に参列者がご家族のみでご親戚が居ない場合はごあいさつしないケースも多いと思います。
ただし、ここからは私の個人的な意見ですが、できれば家族葬であっても喪主挨拶をする方が望ましいと考えております
その理由は以下の3つです。
1.挨拶をすることで葬儀全体が締まる
やはり故人の人生最後の大切な儀式ですから、当事者である喪主様がご挨拶をすることで葬儀がしっかり終了するということで意味があると考えております。
2.故人様に成り代わって参列者へごあいさつするという事
本来自分の葬儀に来てくださってありがとうと言いたいのは故人様だと思います。ですから故人様に成り代わってごあいさつするということは儀礼的にもやはり必要なことであると言えるでしょう。
3.特に遠方や行き来の少ない親戚が参列する場合は必要
参列者が、直系の親族(配偶者、親、孫)以外にもいらっしゃる場合です。
・いわゆる傍系の親族(兄弟姉妹・甥姪・従妹など)
・本当に親交の深かった友人、知人など
これらの方は、位置づけとして「ゲスト」になります。ゲストとしてご自分の意思で参列され方にはやはりご挨拶をすることは大切なことです。
ただ、なかなか喪主挨拶はハードルが低くありません
・人前での挨拶など今までした事がない
・何を話したらいいか見当もつかない
・初めて喪主になり緊張して自信がない
等の理由で喪主挨拶をどうしようかと悩んでしまうケースもあるでしょう。
そんな場合に備えて、私なりに喪主挨拶のコツをご紹介します。
・上手にやろうとしない
挨拶の途中に噛んでしまっても、間違えてしまっても大丈夫です。お気持ちが伝われば良いと思います。
・普段使わない難しい言葉は必要ない
できるだけ平易な言葉を使っていただいて大丈夫です。
・あらかじめ紙に書いたものを読むこともOK
頭が真っ白になって何も言えなくならないように紙に書いておいたものを読んでも全く失礼には当たりませんのでご安心下さい。
当社では喪主挨拶の文言についての具体的なアドバイスもさせていただいておりまので、お気軽にご相談ください。
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