今回は、家族葬が選ばれる理由というテーマにについて考えてみたいと思います。
現在、ここ2年続いているコロナ禍の影響もあって葬儀は「家族葬」を選ぶ方が非常に多くなっております。当社も設立当初からほぼすべて家族葬を施行してきております。
何故、家族葬が選ばれるのでしょうか?
理由は主に次の5つではないでしょうか。
1.葬儀費用を抑えることができる
2. ご家族やごく近しいご親戚のみでゆっくり故人を偲ぶことができる
3.弔問客の対応で疲れなくて済む
4.参列予定の人への連絡の手間がかからない
5.葬儀社との打ち合わせの時間が短くて済む
では順番に見ていきましょう。
1の「葬儀費用が抑えられる」は、参列する人数が少なくなりますので当然かかる費用も少なくて済みます。葬儀費用全体で桁が一つ減るくらい違いがあると思います。
2「ゆっくり故人を偲ぶ」ですが、まさにその通りでいわゆる一般葬の場合、なかなかご家族や近しいご親戚だけで偲ぶ時間がとれないものです。ご自宅に安置する場合は告別式に参列できない方が葬儀の前にお線香を上げに来たりします。そういう対応をせずにお見送りする準備をゆっくりできることが家族葬のメリットだと思います。
3「弔問客の対応で疲れなくて済む」は、上記2に関連しますがたくさんの方が弔問されますとその対応だけで大変です。中には一度もあったことのない方が来られ、どなたかわからないままごあいさつする場面も少なからずあります。そういう対応に追われ葬儀の記憶がただ疲れただけと言うものになってしまうこともあるでしょう。家族葬なら気心の知れた人しかいないので気疲れすることはありません。
4「連絡の手間がかからない」もいちいち連絡先を調べたりすることもなくすぐに連絡がついて手間がかかりません。
5「葬儀社との打ち合わせの時間が短くて済む」は参列者が少ないですから、その分決めなくてはいけないことも少なく時間短縮できます。
以上、家族葬が選ばれる理由を考察しましたが、そのあと決めなければいけないことが2つあります。
1.葬儀社の選定
2.葬儀形式(プラン)の決定
以上の2つです。
まず、葬儀社の選定です。
家族葬でやると決めて葬儀社を選ぶときに大事なのは、その葬儀社がどういう葬儀を得意にしているかという点だと思います。社葬や大規模な一般葬を得意にしている葬儀社は施設も立派で人員もそろっていますので安心ですが、やはり価格は安くは済まない可能性があります。社葬や大規模な一般葬に比べればお安いと思いますがそれなりの費用がかかるはずです。
また、比較的多人数の葬儀を得意としている葬儀社にとって家族葬は物足りない、担当者も張り合いがないかもしれません。
そうであれば、家族葬は小規模な葬儀社でも細かいところまで気を配れる、担当者が途中で変わらない葬儀社をお勧めいたします。
次に葬儀プランの決定です。
火葬のみ、告別式のみの一日葬、お通夜まで行う二日葬のどれを選ぶかですが、これは亡くなられた方にどこまでしてあげたいかというお気持ちを第一に決めていただければと思います。
私の個人的な考えといたしましては、葬儀は大切な方を亡くされたご家族のためのものであり、家族葬というスタイルが最もふさわしいと考えております。
お金をどこまでかけるどうかではなく、どこまでしてあげたいかが重要で金額はあくまで結果だと思います。
そして、今日ご説明した内容をしっかり決めるにはやはり事前のご相談が必須であると思います。
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