今回、またまた事前相談のお話しです。なぜ何度も事前相談が出てくるのか?それはやっぱり重要なことだからです。
事前相談ってそもそもどんなことを相談するのか?それは主に以下の項目です。これらは葬儀社から
お客様に質問されるだろう項目でもあります。
1.現在のお住い(住民票のあるご住所)
2.葬儀の形式(仏式・神式・キリスト教式・無宗教etc)
3.何人ぐらいの参列になるか
4.葬儀の形態(火葬式・一日葬・二日葬)
5.どういうお葬式にしたいか
それでは順番に解説をしていきましょう。
まず現在のお住いについてです。当社の場合基本的には公営の斎場で葬儀を行ないますのでどの斎場になるのかを確認する必要があります。
因みに、当社の施行エリアで主な公営斎場は、以下の5つです。
・つくばメモリアルホール(つくば市)
・うしくあみ斎場(牛久市・阿見町)
・土浦市営斎場(土浦市)
・やすらぎ苑(取手市、守谷市、つくばみらい市)
・龍ヶ崎市営斎場(龍ヶ崎市)
ご家族又は葬儀の対象の方のどちらかの住民票がこれらの市や町にあれば公営斎場を安価で利用できます。
次に葬儀の形式です。仏式の場合は、菩提寺があるかどうか、無い場合はお坊さんの手配をどうするかなどを確認します。神式やキリスト教式も神主さんや牧師さんの手配をどうするかの打合せが必要です。また、無宗教葬の場合は、式の内容を一から決める必要があります。
そして、参列される人数についてです。ご家族とごく近しい親戚の方だけになるのか、住まいの離れたご兄弟やご友人までお声をかけるのかそのあたりを確認します。
人数によって斎場の収容人数によって式場の選定が変わる場合がありますし、お香典返しや料理などの数も変わってきます。
次に葬儀の形態についてです。ごく簡単に火葬のみにするのか、通夜をしない一日葬にするのか、しっかり通夜・告別式まで行うのかを決めておかなければなりません。
ご家族は一日葬でやろうと思っていたが亡くなられた方のご兄弟から何故通夜をやらないのか、などとクレームがきたりする場合もあります。ですから、万が一のことを考えて「プランB」として二つの案を両方打ち合わせしておくのもいいかもしれません。
最後に、どういうお葬式にしたいのか?です。
これはお金を掛けず最低限の費用で行うのか?できたらお花をたくさん飾ったり(生花祭壇をすることも可能な公営斎場もあります)して少し華やかにお送りしたいのかなど、亡くなられた方の思いやお送りするご家族のお気持ちをしっかり確認させていただく必要があるのです。
これらのお打ち合わせ内容は事前相談を行うからこそある程度時間をかけてご検討することが可能になります。ここまで打ち合わせをして、費用についても確認をしておけば決して葬儀のあと後悔するようなことはありません。
「葬儀の事前相談なんて不謹慎だ」という声もあることは事実です。しかし事前に打ち合わせをせずモヤモヤした不満の残るお葬式になってしまうことを避けるためにも是非事前相談をご検討いただけたらと思います。
つくば市・牛久市・阿見町・
土浦市・龍ケ崎市・取手市・
つくばみらい市・守谷市