今回は「終活は何から始めたらいいの?」というテーマを考えてみたいと思います。
終活を始めましょう、と言われてもやることが多く、何から始めたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
まず、今回のテーマに関連してあるエピソードを書かせていただきます。
先日、ある終活関連会社の女性社長さんとお話をする機会をいただきました。そこで私はある気づきをいただいたのです。
その社長は、「終活をもう少し楽しくできたら、もう少し明るい気持ちで出来たらと思っている。」というニュアンスのことをおっしゃっていました。
私の中に終活というと、ともすれば、生真面目に義務感をもって行う、というイメージがありました。でも言われてみれば確かに眉間にしわを寄せてやるものではなくもっと肩の力を抜いてもいいんだと気づかされたのです。
また、社長自身が生前整理を始められて、
・昔のことは意外に忘れていることが多い
・思い出の品物や写真を見て楽しかったことや反対に嫌だったことなどを思い出す
・その時、「自分は今までこうして生きてきたんだ」という思いが生まれ、これからもしっかり生きようという活力のようなものが生まれた
以上のようなことをおっしゃられていました。
「生前整理をしながら元気になる」この気持ちは私の知らないもので新鮮で大きな気づきとなりました。
さて、今回のテーマ「終活は何から始めたらいいの?」に戻ります。
終活の入り口はまず比較的進めやすい、生前整理から始めることをお勧めいたします。
順番としても要らないものを徐々に整理していくことが始めやすいですし、もし生前整理をしながら元気になり、これから先の人生を生きていくうえで良い作用があるとしたら尚更です。
生前整理は、方法に決まりがあるわけではありませんが、まず要るものと要らないものに分類することから始めてみてください。
これがスムーズにできれば、要らないものを順番に処分していくことになります。
ただ実際には判断に迷ってしまったりして分類することがなかなかできないことが多いです。
当社では葬儀以外に、不用品の買取の仕事もしております。買取を依頼されてお客様のお宅に伺いますとご希望の品物の査定をするのですが、その際に、「買取できるもの」「買取できないもの」に分類されるわけです。ここで「買取できないもの」=「要らないもの」となるので分類する時間が短縮できたりします。もし分類に困っていらっしゃったら買取の査定をしてもらうのも一つの方法かもしれません。
また買取りをしますとお客様もご存じなかったいわゆる「お宝」のような品物が出てきたりしますので
ちょっとしたお小遣いになったりすることもあります。
要らないものの処分もまた大変です。市町村によってごみの処分は違いますので事前に市町村の役所に確認をする必要があります。私も買取でお伺いした際にお客様の家で市役所や処分業者に連絡をしてその場でお調べすることが良くあります。
無料の場合とお金の掛かる場合がありますのでその辺もしっかり確認をしておく必要があります。
どうしても簡単に処分できないものに「思い出の品物」があります。そういう品物につきましてはご家族とよくご相談をされてどうするかを決めておくことが大事です。
それでも、ご家族のどなたも引き取りを希望されない場合は、それがお買取りできるものでしたら当社でもお役に立てるかもしれません。
「モノ」自体は人に譲ったり、売ったりして整理しても「思い出」は残しておきたい、そんな方もいらっしゃいます。そんな方の思いを形にしてらっしゃるのが、本日エピソードとしてご紹介した終活関連会社です。
ご興味のある方は、ホームページのURLをお知らせいたしますのでご覧になってください。
思い出編集室 株式会社小瑠璃舎
http://omoide-office.com/index.php
つくば市・牛久市・阿見町・
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