葬儀業界という私にとって異次元の業界は奥が深いといいますか、なかなか底の見えない部分があります。
今日は先日拙ブログで書きました葬儀費用についての第2弾です。
先日はお客様ができるだけ葬儀前に、できましたら複数の葬儀社から相見積もりをとっておくことが不安の解消につながる
ということを書きました。
今回は、葬儀費用の内訳と比較の仕方についてお伝えしたいと思います。
葬儀費用の内訳ですが、大体以下の通りです。
1.基本料金
棺 骨壺 遺影写真 白木位牌
枕飾り 仏具一式 後飾り祭壇
霊柩車 司会 受付 会場設置
役所手続き代行
2.その他(距離や数によって変動するもの)
搬送車(寝台車) 安置費用 ドライアイス
供花 返礼品 料理
3.追加オプション
納棺師 生花祭壇 他
4.斎場利用料金
当社は自社のホールが小さいので通常は公営斎場を使用します。
公営ですので比較的安価で利用できます。
※公営斎場 つくばメモリアルホール うしくあみ斎場 土浦市営斎場
やすらぎ苑 龍ケ崎市営斎場 他
5.お布施
以上の1~4までが葬儀費用の総額と考えてください。お布施はお坊さんによってかなり異なるので
ここでは別にして考えます。
見積の仕方は葬儀社によって異なりますが、比較の際は、上記1~4の総額で比較をしてください。
基本料金は非常に安いですが、料理や返礼品等が高かったり、自社ホール利用料が高額などという
こともあります。
当社で価格が上がる要因は、
・棺や骨壺を高額なものにする
・生花祭壇にお金をかける
・料理や返礼品単価の高いものにする ※会葬人数が増えれば合計金額は上がります
当社ではそのくらいの要因しか考えれません。
総額での比較をしますと、その会社がどの部分を高く設定しているかがわかります。
この比較を事前に、冷静な時に行うのです。
ご自身がもしもの時のためにご家族にお願いしておく、あるいは親御さんが入院などされた際に
調べておくことを是非お勧めします。
もう一度確認ですが、ポイントは、お坊さんに支払うお布施以外の「総額」で比較をすることです。
総額で比較して初めてその葬儀社の価格が高いか安いかがわかるのです。
さらにその葬儀社の姿勢がよくわかるのと思うのが見積の説明の仕方ではないでしょうか。
少々手間がかかりますが、見積の内容についてきちんと説明を受けることもお勧めです。
葬儀業界は相見積もりを極端に嫌っている印象を受けます。
問い合わせがあったら、「なるべく他社に取られないように」という何か必死になっているような姿勢が見えてしまうのです。
そういう姿勢が見積の説明にも現れたりすることもあるかもしれません。
ご依頼いただいた見積をしっかりわかりやすく説明する。この説明の仕方がその会社、その担当者が信頼できるかどうかが
わかる一因となるはずです。
私が以前いた、住宅業界は相見積もりが当たり前でしたから、お客様が何社かお見積りを取られるのは当然だと考えております。
やはりこれからは葬儀の話はタブーでもなんでもなく、ご自身の終活の最期の締めくくりと考えていただき積極的な情報収集を
することが良いと確信しています。
お客様が知識をお持ちになり、葬儀社と対等な意識で打ち合わせをすれば、見積金額とより請求金額が何十万も高くなる
などという非常識なことは絶対に起きません。
当社の葬儀の価格は、茨城県南エリアでほぼ平均的な価格だと考えております。
詳しくは葬儀プランをご参照ください。
また事前のお見積りに関しましてもお気軽にお申し付けください。
つくば市・牛久市・阿見町・
土浦市・龍ケ崎市・取手市・
つくばみらい市・守谷市